ダイエットというと運動や食事ばかり気にしていませんか。
ダイエットでは見落としがちになりますが、睡眠も大切です。
そこで今回は、ダイエットに睡眠が大切な理由や良質な睡眠を手に入れる方法などを紹介していきます。
睡眠は健康面でも大切なので、夜眠りにくい人も参考にしてみてください。
1.睡眠がダイエットに効果的な理由
・カロリー消費
実は睡眠中にもカロリーを消費しています。
いつも通り寝ているだけでなんと300カロリーも消費するといわれています。
300カロリーというと40分程度走ったときと同じ消費カロリーです。
・太りにくくなる
しっかり睡眠をとるとホルモンバランスが整いやすくなり、太りにくい体を手に入れられます。
例えば、成長ホルモンです。
レム睡眠とノンレム睡眠という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
簡単にいうと、レム睡眠は体を休ませるためのもので、ノンレム睡眠は脳を休ませるものです。
睡眠中はレム睡眠とノンレム睡眠が交互に行われるのですが、成長ホルモンが大量に分泌されるのはノンレム睡眠のときですね。
この他にも、抗ストレスホルモンや幸せホルモンなどが整いやすくなるので、睡眠は大切です。
2.良質な睡眠を手に入れる方法
そもそも睡眠時間はどのくらいを目安にすればいいのか気になりませんか。
睡眠時間の目安は7時間以上がいいといわれています。
ある調査では、睡眠時間が短い人ほど肥満体質だったという結果が報告されています。
そこで良質な睡眠を心掛けるために、オススメの方法を紹介していきます。
・ストレッチ
ストレッチをすると、体のコリがほぐれたり血行がよくなったりします。
そういったことからリラックス効果があり、ゆったりしたストレッチをすると睡眠の質がよくなります。
首や背筋、手足などを動かすだけでも効果があるのでオススメです。
ストレッチはできるだけ入浴後の体が温まっているときにしましょう。
入浴は寝る1時間前までに済ますことが大切です。
・朝起きてすること
朝起きたら日光を浴びましょう。
そうすると、メラトニンの分泌が抑えられるので、目覚めがよくなります。
生活のリズムを整えることで体内時計が正常になります。
ですから、入浴後にストレッチをしてから寝て、朝起きたら日光を浴びるということを毎日するのがオススメです。
3.なかなか眠れないときは?
夜なかなか眠れないときは、次に紹介することを実践してみてください。
・音楽を聞く
夜なかなか眠れないときはリラックスできる音楽を聞いてみましょう。
例えば、クラシックは睡眠にいいといわれている音楽でオススメです。
特にモーツァルトは呼吸や心拍数を安定させる効果があり、睡眠の質がよくなります。
・運動をする
あとは適度な運動も大切です。
朝や昼間に適度な運動をするとよる眠りやすくなります。
普段運動する習慣がない人は、ウォーキングやジョギングから始めてみてはいかがでしょうか。
家を出るのが難しい人は、筋トレがオススメです。
運動はできるだけ毎日しましょう。
4.睡眠前にしてはいけないこと
睡眠の質をよくするためには、してはいけないことがいくつかあります。
・ケータイやパソコンを見る
睡眠前にケータイやパソコンを見るとブルーライトを浴びてしまうのでよくありません。
ブルーライトを浴びると、体内時計が乱れたりメラニンが分泌されにくくなったりして、眠れなくなってしまいます。
ですから、ケータイやパソコンは寝る1時間前には見ないようにしましょう。
・カフェインを摂取する
カフェインは睡眠を促す働きがあるアデノシンを妨げてしまうのでよくありません。
ですから、カフェインが含まれているものを寝る前に摂取するのはやめましょう。
例えば、緑茶やコーヒー、チョコレートやエナジードリンクなどです。
・アルコールを摂取する
1日の終わりにビールや焼酎を飲む人もいるでしょう。
ですが、寝る前にアルコールを摂取すると、体がアルコールを分解するために活動してしまうのでよくありません。
これでは、体が休まらず睡眠の質が悪くなってしまいます。
それだけではなく、アルコールには利尿作用があるので、夜中や朝方にトイレに行きたくなり起きてしまうことがあります。
ですから、アルコールはできるだけ控えてください。
アルコールの量を減らしたり摂取する日数を減らしたりしましょう。
まとめ
ダイエットだけではなく、健康面でも睡眠は大切です。
睡眠の質をよくするためには、生活習慣をいろいろ変えないといけない人もいるでしょう。
無理せず、できることから変えていき、毎日継続することが大切です。
そうすれば夜眠りやすくなり、朝自然と起きられるようになります。
毎日の睡眠を見直して、太りにくく健康的な体を手に入れましょう。