食事や軽い運動に気を使っているのに「なんだか下腹がぽっこりしている」と思ったことはありませんか。
下腹がぽっこりする理由は、姿勢の悪さかもしれませんよ。
姿勢が悪いと第一印象も悪くなることがあるので大変です。
そこで今回は、ダイエットと姿勢の関係について紹介していきます。
1.下腹がぽっこりしている理由
・いつも猫背になっている
・腰が反ってしまっている
こんな人は、もしかしたら下腹がぽっこりしていていませんか。
下腹がぽっこりしている理由は、食べ過ぎだけではありません。
姿勢の悪さが原因の可能性が高いのです。
姿勢の悪さが原因の場合は、正しい姿勢で過ごすようにすることが大切です。
2.ぽっこり下腹を改善する正しい姿勢とは?
立ち方、座り方、歩き方の正しい姿勢について紹介していきます。
・立ち方
悪い立ち方というと、猫背や反り腰ですね。
悪い立ち方を直さないと、下腹はぽっこりしたままです。
猫背は背中が丸くなっていてあごが出ている状態ですね。
猫背を直したい人は、肩甲骨を寄せるようにしましょう。
猫背の人は多いのでなんとなくイメージできるかと思いますが、反り腰がわからないという人もいるのではないでしょうか。
反り腰は、骨盤が前になっていてお腹やお尻に力が入っていない状態です。
反り腰を直したい人は、お腹やお尻に力を入れるだけでも効果があります。
とにかく意識することが大切です。
・座り方
正しい座り方は、深く座らずに骨盤を立てて座ります。
背もたれにつかないようにすることが大切です。
こういったことを意識すれば、自然と姿勢がよくなっていきます。
座っているときも猫背にならないように意識しましょう。
スマホやパソコンを見ているときは猫背になりやすいので注意が必要です。
猫背の状態だと背筋や腹筋を使っていないので、下腹がぽっこりしてしまいます。
猫背にならないためには、軽くあごを引いて頭から腰までまっすぐなるような姿勢にしてください。
座るときは、足を組まないことも大切です。
足を組んでしまうと猫背になりやすく、骨盤が歪んだり筋肉の付き方が左右で違ったりしてしまいます。
そうなると、下腹がぽっこりするだけではなく、血流が悪くなることがあるのでよくありません。
座っているときに足を開くのもよくないので、当てはまる人は正しい座り方に直していきましょう。
・歩き方
正しい歩き方は、まず横から見たときに頭からくるぶしまでまっすぐにして立ちます。
歩くときは、上半身が前に倒れないようにし、つま先で地面を蹴りかかとで着地します。
ひざを曲げないようにして、足は股関節から出すイメージで歩きます。
猫背の人は、あごが出ないように頭を少し後ろに引きましょう。
反り腰の人は、重心が足の内側になるように意識してください。
3.正しい姿勢を維持できないときは?
正しい姿勢を意識していても、「いつのまにか猫背になっていた!」なんてことはあるでしょう。
普段あんまり運動をしない人は、筋肉がなかったり体力がなかったりするので、正しい姿勢を維持するのが難しいのです。
ですから、まずはストレッチや筋トレをして筋肉をつけていきましょう。
そうすれば、正しい姿勢を維持しやすくなります。
ですから、家で簡単にできるストレッチをいくつか紹介していきます。
ストレッチ①
まずは足を肩幅に開き、手を腰に当てます。
次は腰を前後左右にゆっくり動かしましょう。
できるだけ上半身を動かさないようにするのがオススメです。
スキマ時間やじっと同じ体制だったときなどにやってみてください。
1日に何回しても問題ありません。
このストレッチをすれば、血流やリンパの流れがよくなります。
腰痛やぎっくり腰の予防にもオススメです。
ストレッチ②
まずは仰向けになりましょう。
次はつま先まっすぐなるように下にします。
そうしたら、つま先を上に戻します。
このストレッチを何回か繰り返しましょう。
ひざ下の歪み改善や骨盤矯正などの効果があります。
寝る前にやるのがオススメです。
まとめ
姿勢が悪くなっている人は、下腹がぽっこりしてしまうだけではなく、体が凝ってしまったり疲れやすくなってしまったりすることがあります。
ですから、すぐに正しい姿勢を意識しましょう。
正しい姿勢を維持するだけで、ダイエット効果だけではなく、健康面での効果も期待できます。
気が向いたときや時間ができたときは、ストレッチや筋トレをしてみてください。
ランニングやジョギングをするにもいいですね。
そうすれば、正しい姿勢を維持しやすくなりますよ。
ぽっこりした下腹を改善して、スタイルのいい体を手に入れましょう。